「幸」や「了」という漢字・・・実は怖い由来って知ってましたか?
こんにちは、アサヒです!
皆さんは漢字の今の形になった由来がどういう由来なのか知っている漢字はありますか?
そう問われて成人の100人中100人全員が解答できるであろう「山」。
これは形が山そのものを表していますね。分かりやすすぎますね。一目瞭然ですね。
では今回は、その形になった怖い由来を持つ漢字を紹介していきます。
「死」という字自体が見るに堪えないという方はここで読むのを止めることをお勧めします。そんなに出てきませんが。
・幸
「幸」と言えば、「幸せ」「幸福」など、良いことを連想させる漢字ですよね。
「幸」は実は手枷(てかせ)をかたどっているんです。
「幸」の真ん中を見ると、手が通りそうな穴があるのが分かりますか?
手枷というのは手錠のことです。なぜ幸せなのか?
死を免れて手錠だけで済むのは幸せだと思ったからです。死ぬのは誰だって嫌なものです。それは犯罪を起こした人であれそうです。罪を犯した報復が死ではなく手錠だけというのは幸せな方ですよね。
・了
この漢字は「了解」「終了」という熟語があります。「了」は「終わる」「悟る」といった意味を持ちます。「了解」は「悟る」、「終了」は「終わる」を意味していますね。
ではこの漢字、何か別の漢字に似ていませんか?
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そう、「子」ですね。
子供の「子」です。この漢字を分解してみましょう。
「了」と「一」に分けられますよね?更に「了」を上下に分けて上を頭、下を胴体としましょう。「一」も真ん中で分け、「ーー」にし、半分を両手・半分を両足にしましょう。
勘の鋭い方はお分かりいただけたのではないでしょうか?
つまり、「了」という漢字には「子」の手足である「一」が無いのです。
だからこの漢字は両手両足が無い子供の姿、ということなのです。
もっと言えば、両手両足を切り落とされた子供の姿、なのです。
はい、両手足の無い子供はもう終わりですよね。親も本人も悟りますよね。そういうことです。
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いかがでしたか?
今回は2つのみ紹介しましたが、怖い由来の漢字は沢山あるので、今後紹介していけたらなと思います。
全ての文字・言葉にはそれぞれ由来があります。由来無くして形は作れません。
スピードワゴンの小沢一敬さんの著書『でらつれ』は特に意味はないと言っていましたが、これも由来です。意味も無く平仮名4つを並べた。これが「でらつれ」という言葉の由来ということです。
皆さんには好きな言葉・文字があると思います。その由来を調べて理解すれば、よりそれが好きになるのではないでしょうか?
では