無量大数なんて砂粒の様!? 数の単位をぐぐっと紹介!
こんにちは、アサヒです!
この時期は雨の日はまだ肌寒いレベルだと思ったら普通に暑いですね(笑)
さて、今回は数の単位について紹介していきます!
数の単位とは、一、十、百、千、万・・・と言った、数字の大きさを表すための単位のことです。
皆さんは「無量大数」という単位を聞いたことがありますか?
これも数の単位でして、十を10¹、百の10²、千を10³・・・とすると、無量大数はなんと、10⁶⁸になります!
1の後ろに0が68個も付くんです。これだけでも膨大な数字ですよね・・・。
10⁶⁸と言っても、どれくらいの数なのか想像できない。そういう方のために、Wikipediaの記事を参照して比較を用意しました。
世界の海岸の砂粒の数の合計 10²³(1000垓)
地球に存在する全ての生物の数 10³³(10溝)
地球上に存在する水分子の個数 10⁴⁷(1000載)
だそうです。無量大数はこれよりも全然多い数字なのです。
ですが実は、無量大数はまだまだ序の口・・・。もっと上の数をご紹介していきましょう!
と言いたいところですが、全てを紹介するととても長くなってしまい途中で読むのも怠くなってくると思いますので、一気に飛びます。
ではこちら!!
不可説不可説転
これは華厳経(けごんぎょう。大乗仏教の仏典)に登場する数詞の中で最大のものです。
では、不可説不可説転は10の何乗なのでしょうか・・・
10³⁷²¹⁸³⁸³⁸⁸¹⁹⁷⁷⁶⁴⁴⁴⁴¹³⁰⁶⁵⁹⁷⁶⁸⁷⁸⁴⁹⁶⁴⁸¹²⁸
です!
・・・・・訳分かりませんね・・・。無量大数が霞む程の大きさです。
10の肩にある指数が38桁もあるんです。さすがに現実世界にはこれほど大きい数は存在しませんので、空想上のものになります。
じゃあこの不可説不可説転が最も大きいのか?いいえ、全くそんなことはありません!
グーゴルプレックス
まず先に、グーゴルとは10¹⁰⁰という単位で、グーゴルプレックスとは「10の1グーゴル乗」つまり、
10¹⁰^¹⁰⁰(10の(10の100乗)乗)です!
ここまで来ると理解するのに少し時間がいりますね(笑)
余談ですが、アメリカのGoogle社のGoogleはグーゴルが由来で、命名者のラリー・ペイジという人がスペルミスによって今のGoogleという名前になったそうです。
まだまだいきますよ~!
グラハム数
これは、「巨大さ以外で意味のある考察がなされた最大の数」としてギネスブックに登録されています。
これに関しては、詳しく説明すると長くなるし理系以外が読むと頭がオーバーヒートを起こしちゃうと思うので簡単に説明します。
グラハム数は「十進記数法を用いて、十分に印刷できる面積をもった物体に印字する場合、この世の宇宙の全物質をすべてインクに変えても全く足りない」ほど大きい数です。
もう意味分からないですね。私も意味分からないです(笑)
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いかがでしたか?
世の中にはすべてにおいて、上には上がいるもんなんですねぇ・・・(笑)
小学生の方は算数の教科書に無量大数までの数一覧が後ろのページらへんに書いてあると思うので探してみてください。今の教科書には無いのかな?
では